受診を迷っているあなたへ
整形外科ってどんなところ?あゆみさんの初めての受診

⑤治療を受ける

あゆみさんは、ひざ関節の軟骨がすり減ったことで起こる「変形性ひざ関節症」とわかりました。でも、早いうちに発見できたので、まだ病状はそれほど進んでいないとのことです。

あゆみさんは、初期の変形性ひざ関節症と診断されたため、日常生活の指導と運動療法、ひざへの注射(ヒアルロン酸)の治療を受けることになりました。
(医師の判断で異なる場合があります。)

変形性ひざ関節症の治療には、いくつかの方法があります。大きく分けて「保存療法」と「手術療法」があり、病気の症状と進行度に応じた治療を行います。

保存療法には、次のような方法があります。
1)ひざに負担がかからないよう減量することや日常生活の改善
2)ひざを支える筋肉をきたえるための運動療法
3)注射や飲み薬などによる薬物療法
4)装具療法
5)物理(理学)療法

保存療法で効果がないときや、症状が進んで
しまった場合は手術療法を行うこともあります。

早めに受診してよかったと振り返るあゆみさんでした。